犬上の君遺跡公園
滋賀・びわ湖観光情報より
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犬上氏は、現在の滋賀県犬上郡にゆかりのある豪族です。
もとは「犬上君(いぬかみのきみ)」と名のっていました。
犬上君御田鍬(いぬかみのきみみたすき)が遣隋使や遣唐使を
歴任、犬上君白麻呂(いぬかみのきみしろまろ)が高句麗に派遣されるなど、対外交渉の分野で活躍しました。
一族には「犬上建部君(いぬかみのたけべのきみ)」と名のり、
孝徳天皇(六四四〜六四五年)の即位儀式に立ち会うものも
いました。天武天皇一三年(六八四年)以降は、「犬上朝臣
(いぬかみのあそみ)」と名のるようになりました。
平安時代のはじめには、本拠を平安京に置いていたよう いていたようですが、
その一方で犬上郡に住み、犬上郡司をつとめる 一族がいたことを
確認することができます。
『日本書紀』の景行天皇五十一年八月壬子条で、犬上氏は、
日本武尊(やまとたけるのみこと)の子孫であると言われ、
日本武尊と両道入姫皇女(ふたちいりひめのみこ)との間に
生まれた稲依別王(いなよりわけのみこ)が犬上君の祖先だと
説明されています。
この地より南西の集落の中心にある鎮守が犬上神社です。
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