案内板
「
元禄二年(西暦一六八九年)陰曆四月二十九日(陽曆六月十六日)
『おくのほそ道』行脚の途中、七日間滞在した須賀川の相楽等躬宅を馬で発った芭蕉と弟子の曽良は、折からの五月雨で増水していた阿武隈川を渡ってこの 地を訪れ、
五月雨の滝降りうづむ水(み)かさ哉(かな)
五月雨は滝降り埋むみかさ哉(曽良書留)
の句を詠み、下流の「八流(はちる)の滝」から守山(村)を経て『おくのほそ道』の旅を続けました。
ロータリークラブ創立一○○周年を記念し、松尾芭蕉翁をより一層顕彰するため、ここ乙字ヶ滝(石河の滝)に芭蕉と曽良の石像を設置しました。
平成十七年二月
須賀川南部地区町内会協議会 」