紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

松島稲荷神社の由来

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案内板
「 松島稲荷神社 の由来

祭神 倉稲魂命
創建 天保十年(一八三九年)
祭事 初午 三月第一日曜日
越 年 篝 火
 稲荷は古くから、農耕の神であった。松島稲荷の本社は伏見稲荷 である。この稲荷社は古代に、全国の開拓をすすめた渡来豪族の秦氏 が建てた。それからずっと今も商工農など、ひろく人々の信仰をあつめている。
 その昔、稲荷神の別の名を御饌津神といい、三狐神とも書いた。また『神仏は同じ』の考えから、稲荷神は狐の霊の茶枳尼天 という仏だといわれた。こうして中世になると、狐は稲荷明神の使いと信じられるようになった。
 松島は江戸期に、中山道の松並木沿いの小さな村であった。昔は限られた土地や小村を、島と呼んだ。その美しい『松のある島』松島に、伏見稲荷をお迎えし、お祀りしたのである。

平成十九年三月吉日 」