案内板
「 元青柳村の常夜燈
常夜燈は『秋華燈』とも呼ばれ、江戸時代
に村を火の事故から守るために、油屋近くに
建てられたものです。火伏せの神を祀る秋承
神社(浜松市)への信仰です。
この常夜燈は市内に残る三つの常夜燈のう
ちの一つで、竿(塔身)には、『榛名大権現』
『正一位稲荷大明神』『秋葉大権現』『寛政
十一年九月 施主村中』と彫られ、寛政十一
(一七九九)年に青柳村の人々によって建て
られたことがわかります。
昭和初期ごろまでは、村人が順番に毎日タ
方、灯りを灯していたと伝えられています。