紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

旧深谷常夜燈

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案内板
「 旧深谷宿常夜燈(田所町) 

江戸時代中仙道深谷宿の東と西の入り口に常夜燈が建てられ、旅人の便がはかられた。
天保十一年(一八四〇)四月建立。高さ約四メートルで中仙道筋最大級の常夜燈である。深谷宿の発展を祈願して、天下泰平・国土安民・五穀成就という銘文が刻まれている。これを建てたのは、江戸時代の中頃から盛んになった富士講の人たちで、塔身に透し彫りになっている『○の中に三』の文字はこの講の印である。毎夜点燈される常夜燈の燈明料として、永代燈明、田、三反が講の所有となっていた。
天保十四年には、深谷宿は約一・七キロの間に八十軒もの旅籠があり、近くに中瀬河岸場(なかぜかしば)をひかえ中山道きっての賑やかさであった。東の常夜燈は稲荷町にある。

平成六年四月
深谷上杉顕彰会(第二十八号) 」