案内板
「歴史と文化の散歩道
矢川から多摩川方面を歩くコース
旧甲州街道
この体育館の脇を通っているのが昔の甲州街道です。江戸時代に幕府が主要な街道として整備した五街道のひとつで、江戸と甲州を結び、甲州道中とも呼ばれました。
街道はここで多摩川を渡り、日野の宿場へ続きます。当時は多摩川に橋がなかったので、旅人たちは舟や人力で川を渡っていました。
この渡し場は日野のわたしともよばれ、現在、下水道処理場脇に記念碑があります。
また、体育館北側の道は拝島方面へ通じる道で、分岐点には昭和三十年代まで道標がありました。現在この道標は冨士見町の歴史民俗資料館に移設されています。
平成9年3月