案内板
「 高宮の大鳥居
中山道と多賀大社への参詣道(多賀道)の分岐点に立つこの鳥居は、多賀大社一の鳥居で、寛永十二年(一六三五)に建立されたもの。柱間は約八メートル。高さは役十一メートルあり、県の文化財に指定されている。鳥居建立工事は、多賀町四手の山中から花崗岩を切り出し、足場は妙蓮寺の裏あたりから階段式に高く土のうで築いたといわれている。
高宮街づくり委員会 」
「 常夜燈
大鳥居の脇に立つ、高さ六メートル、底辺が三・三メートル四方の大きな石造りの常夜燈である。
燈明を灯す小窓までは、石造りで十三段の階段が付いている。古くは一対で建立されていた。
燈明は、暗くなった多賀道に明かりを灯し、道行く人々や多賀大社に参詣する人々が安心してお参りできるための設備で、今の街灯にあたる。
高宮街づくり委員会 」