紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

赤いよだれかけ

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「日本文化研究ブログ Japan Culture lab」より

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よくお地蔵さんには赤いよだれかけがかけてあったり、お菓子がお供えしてあったりします。

お地蔵さんは子供を守る神様として信仰される事が多く、自分の子供が元気に育つようにと、よだれかけを奉納するのだそうです。

よだれかけだけではなく、丸い頭にかぶせる頭巾を奉納されることもあります。

このよだれかけや頭巾、なぜ赤色なのでしょうか?

赤という色は「清く」「正しい」そして「正直な色」と信じられており、魔よけとして赤ちゃんやお地蔵さんに赤いものを着せる風習があります。

還暦でも赤いものを身につけますが、これは干支が一巡りして赤子に還るという意味で、お地蔵さんや赤ちゃんが赤いものを身につけるのと同様の意味で贈られています。

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また、「お地蔵さん.com」では、おじぞうさんの赤いよだれ掛けは2つの意味がある、と言っていて、上に上げた説の他にもうひとつ、

「赤い色は人間の煩悩を表している」としています。

「昔の人肌自らの煩悩を赤という刺激色に喩え、それをお地蔵さんに託すことで、雑念から解き放たれようとした」という説です。