案内板
「 手習(てならい)天神
このお宮は、古くは山下天神と呼び、
木曽義仲を養育した中原兼遠(かねとお)は義仲の学問の神として
勧進したものと伝えられます。
源平盛衰記に義仲を木曽の山下に隠し、
養育したことが記されていますが、山下は上田の古名で、
付近には兼遠の屋敷跡、義仲の元服松等に史跡があり、
このお宮の古さを物語っています。
境内の『一位(イチイ)』の古木は、名木として知られ、中山道を往来する旅人は、必ずここに杖をとめ参詣したものといわれています。
このお宮の祭は、毎年八月二十四日、二十五日の両日で、境内の土俵では青少年の相撲大会が大正の初期より行われています。
木曽町 」