紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

国史跡辰巳用水

 

案内板
「辰巳用水は、江戸時代初めに金沢城の水利改善を主な目的として築造された、延長約11kmに及ぶ 用水です。築造にあたっては、小松の町人であった 板屋兵四郎が登用されたと伝えられています。

上流部は岩盤をくりぬいた隧道となっており、 よこ 壁面には多くの横穴があります。横穴は、隧道内の 出入りや土砂の搬出、採光、換気に使われました。

また、横穴により工区を分割することで、 短縮を実現させました。

下流部では、兼六園から首簡堀で隔てられた 金沢城へ水を送るため、『伏越(せこし)の理(ことわり)』 (逆サイフォン の原理) を利用していました。

辰巳用水は、江戸時代の優れた土木技術を知る うえで非常に重要な用水です。  」