紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

加納宿高札場跡

加納宿高札場跡
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案内板
加納宿高札場跡

 ここは江戸時代、加納藩の高札場があったところです。高札とは藩が領民に法度(法律)や触(お知らせ)を知らせるために人通りの多い通りの辻や市場などに立てた板で作った立札ことです。
 加納宿では、加納城大手門前の清水川沿のこの場所が高札場で宿御高札場と呼ばれていました。この高札場は加納藩の中でも最も大きく、石積みの上に高さ約三・五メートル、幅六・五メートル、横ニ・ニメートルもあるものでした。正徳元年 (1711)に『親子兄弟の札 』が掲げられて以後、明治時代になるまで、何枚もの高札が掲げられました。

平成一二年三月
岐阜市教育委員会