紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

「宿場町の用水」

「宿場町の用水」
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案内板
「 宿場町の用水

このあたりが中津川宿の中心であった。四ツ目川には水面近くに板橋がかかっており、東から来た旅人はこの橋を渡って、本町まで急な坂道を登った。登りつめると、街道の真ん中を用水が走っていた。宿の中心部を流れるこの用水は、野中の黒沢川から取水した第三用水(大樋用水)で、宿内の大災に備えて敷設されたものである。用水には、ものを流すことも洗うことも、禁じられていた。広義の生活用水、防火用水として使用されていたと考えられる。
明治十三年(一八八〇)の明治天皇通行の折、馬車が通れるように用水は埋め立てられた。
平成二十七年十二月
本町中山道景観協議会
中津川市