紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

中津川の食文化

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案内板
「 中津川の食文化

5月、6月の季節、モクレン科の落葉高木であるホオノキの葉に、酢飯と様々な具を包んだ朴葉寿司は、中津川市周辺で見られる独自の食文化である。
朴の葉は1枚が大きく、殺菌作用があることから、もともとは畑仕事の昼食に、手が汚れていても片手で食べられるように作られたとも言われる。
古くは北陸から入ってくる塩鮭を酢でしめ、そのしめた酢で酢飯を作り、乗せただけのシンプルなものであった。
今では家庭により、鮭のほか、金糸玉子や、きゃらぶき、しいたけ、桜でんぷ、ヘボ(蜂の子)など、様々な具材を乗せた色鮮やかな朴葉寿司が作られている。

平成二十七年十二月
本町中山道景観協議会
中津川市