旧近衛文麿別荘・市村記念館・旧雨宮邸
長野県情報【E-CURE】より
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市村記念館 旧近衛文麿別荘|後陽成天皇の12世孫で元内閣総理大臣の別荘|軽井沢町長倉
近衛文麿首相が大正15年にアメリカ屋建築の別荘を第1号別荘として購入した。
その後、近衛首相と親交のあった早稲田大学教授で政治学者の市村今朝蔵・きよじ夫妻が居宅として譲受け軽井沢別荘地開発の拠点とした。
市村記念館は、国道18号線沿いの離山公園内にあり、旧雨宮邸と併設されている。庭内の案内版にしたがって木立のなかを進んだ場所にある。
市村夫妻没後に市村家遺族から軽井沢町に寄贈され、平成9年に軽井沢南原から現在の場所に移築され公開されている。
アメリカ屋建築の構造は外観はアメリカ風であるが内部は和室、洋室入り交じった建造物が特徴である。
市村記念館内には近衛文麿、雨宮敬二郎、市村家の資料等が展示されている。
軽井沢に多くの別荘建築を残したアメリカ屋建築の独特な設計である。
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雨宮の池
cocodoco軽井沢より
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離山は、中軽井沢と旧軽井沢の間に位置する標高1256mの小さな山。山頂までは、1時間程で登れるため、とてもお手軽な登山コースとして人気を集めています。その麓に広がっているのが、「離山公園」。軽井沢の発展に大きく貢献した雨宮敬次郎の屋敷、通称「雨宮御殿」を中心に、美術館や資料館などが点在し、軽井沢散策にとても適した穴場スポットとなっています。
雨宮敬次郎(あまのみや けいじろう)は、明治時代を駆け抜けた大実業家。養蚕や鉄道、製鉄など多角経営で成功を収め、軽井沢にて近代農場を経営する計画も進めます。しかし事は思うように進まず、何度もとん挫。ようやく植林事業が当たるのです。
この植林事業や、その後に続く人たちの努力によって、草木があまり生えない荒涼とした軽井沢は、今のような緑豊かな土地に生まれ変わりました。雨宮記念館(旧雨宮邸)には、雨宮御殿と呼ばれた明治17年に建てられた母屋、明治22年に建てられた新座敷が佇み、敷地内には「旧雨宮邸庭園」や「雨宮池」と呼ばれる大きな池もあって、散策には打ってつけ。伊藤博文をはじめとした政財界人が招かれた新座敷は、現在公開中です。蔵跡はギャラリーとして開放され、年間を通じてさまざまな展示会が催されています。
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