紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

一日一句44

2012年
4/30
お社の塀から顔出す躑躅かな

スタジアム見上げる歩道の緑かな

子燕の声に見上げる駅舎かな

4/29
見るごとに緑濃くなり深くなり

心地よき稽古疲れや昭和の日

待ち合はせ場所に入れず昭和の日

柏餅くるんだ葉だけ置き去りに

4/28
藤房の咲き初めてまだまばらなり

行く春やチャリティコンサートにて歌ふ

夏めきてなほ首筋は冷えてをり

イベントで歌ふ大型連休初日

4/27
行く春やリハビリの手に傘重く

4/26
先駆けの新茶まろき香甘き味

白茶碗緑の栄えて新茶かな

4/25
夏めくや下着上着と脱ぎ着して

葉桜と思ふひとひら舞ひ落ちる

4/24
夏ちかし昨日の傘の邪魔となる

夏ちかしチップスの匂いする車内

中華街ランチ帰りや風光る

4/23
春コート中にこっそり厚着して

傘の柄の春色並ぶ春の雨

4/22
新緑の日毎に広がり濃くなりて

昨日より今日また新緑濃くもなり

4/21
新緑や今年も命を告げに来る

4/20
春の句を並べ投句の準備かな

赤白黄ひとつに植えてチューリップ

事故処理で出発遅れ春の雨

4/19
鴬や今日も朝からミシンがけ

4/18
鴬に目覚めて今朝は青い空

花曇り漁船ひっそり停泊す

4/17
花曇り今日も一日ミシン踏む

4/16
鴬の鳴く山避難路確かめに

確かめに歩く避難路落ち椿

デージーや手をリハビリでマッサージ

デージーを眺めリハビリマッサージ

4/15
寄りて見る染井の桜は残花かな

花冷えや改札へみな急ぎ足

4/14
雨空を見上ぐる窓の残花かな

荷造りをしっかしとして花の雨

男傘しっかりと差し花の雨

4/13
行く春や各駅停車で買ひ物へ

閉じ傘に花びら一枚宿りをり

春雨や娘と相合ひ傘の道

4/12
子と犬を連れ花吹雪の散歩かな

お土産の味比べかな春の午後

4/11
湯治終へ最後の湯あみ花曇り

残雪を後に降り立つ花曇り

花散らす雨や傘越し花見上げ

見上げれば夜桜空を覆ひけり

4/10
冬春の狭間ロープウェイ運休

雪国の春雪解けを聞きながら

4/9
春草を苅り隠れていたゴミ集め

春うらら発車時刻を待つ余裕

春の街離れて雪の温泉へ

4/8
花冷えや電車遅れて降りる街

枝広げ一本桜の凛と立つ

夜の庭に一本桜の凛と立つ

4/7
老ひし母とゆっくり花を見る川辺

花訪ねどんどん遠くなる散歩

4/6
花の上の月やコンビニへと急ぐ

4/5
遅刻して行く道月に花かかり

穏やかや月明かりに花ほんのりと

夜桜を透かし満月そこにあり

花ほのかまだ沈丁の香る夜

春の月薄れて夜半雨となり

4/4
強風に耐えて五分咲き桜かな

4/3
同窓会話は尽きず花の下

傘壊れ障害物越え春嵐

4/2
咲き初めの夜桜艶やか三四輪

4/1
早朝のジョークにやられ四月馬鹿

春コートパンプス響く朝の駅

春なれど上着の欲しき強き風