紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

2013-10-30から1日間の記事一覧

一日一句 37

8/3 ついと出てすぐ葉に隠れ揚羽蝶 夏料理器もキンと冷やし置く 帰省子のキャリーごろごろ鳴らし来る 材料も器も工夫夏料理 駅ごとに言葉の戻る帰省かな 帰省する家はもうなし夢の跡 夏草や既に更地の元実家 睡蓮の池人々の足を止め 大家族テーブル狭しと夏…

一日一句 36

2011年7/8だし汁に浸かるトマトのよく冷えて 節電や夏敷物を買ひ求め 夏祭りお囃子聞きつつ荷を作る 荷を作る祭囃子を聞きながら 夏祭り浴衣で自転車漕ぎ行く子 いつもより早き梅雨明け蝉も居ず 節電や家族それぞれ団扇持ち 夏服の黒を選びて通夜に行く 7/7 …

一日一句 35

7/3 梅雨晴れ間夢と笑顔の千秋楽 7/2 挨拶は楽屋の鏡越しの梅雨 梅雨晴れ間舞台の安全祈願しに 鏡越しに会釈し合ひ夏楽屋 6/24 強風で紫陽花頭を右左 風強し額紫陽花のグルーヴ感 一斉に額紫陽花のそよぎけり 6/23 車窓から枇杷を見つけてはしゃぐ子ら 6/22 …

一日一句 34

5/19 薄暑とはいへ日暮るれば肌寒く 5/20 夏めきて出掛けにバックも替へてみる 5/21 初夏の朝舞台化粧で街歩く 出番待つ楽屋の熱気や初夏の窓 舞台終え帰る夜風や初夏の街 5/22 香に目覚め薔薇と一緒に過ごす日や 声を聞き見上げる軒に燕の子 5/23 九州は梅…

一日一句 33

2011年5/2 東洋の香りを放つ夜の藤 5/3 老鴬の音に目覚めけり病癒え ワイルドに自生の藤の絡みけり 穴場といふ藤の寺にてくつろぎぬ 谷戸深く進めば老鴬迎へけり 藤訪ね行く先々で祈念せり 黄金週穴場はホテルのランチかな 混雑の源氏池にも白き藤 白藤を訪…

一日一句 32

4/18 下枝は葉桜上は残花かな ミシン踏み夢作り出す春の夜 4/19 川の州の菜の花夕日に輝けり 香炊きてヨガの呼吸や春の午後 白壁に赤き花映え春の午後 花びらを遡る鴨夕暮れに 川向こうの残花にカメラ向ける人 雨上がり水溜まりを縁取る花びらや 水溜まり縁…

一日一句 31

4/11 新生活の子の買ひ物や花の道 ランドセル並んで歩く新入生 地震あり湯船の湯こぼれ春の午後 花見風呂今年は花なき自粛かな 花びらの降る駅電車遅延あり 余震続く夜桜の下足早に 4/12 引っ越しの荷を待ちながら春うらら 一日中余震に怯え春の日や 4/13 夕…

一日一句 30

4/1 電車旅眠気を誘ふ春うらら 乗り換へを待ちパン食べる春の昼 乗り換へて乗り継ぎて行く春の旅 残雪の南アルプス電車旅 残雪の山見る車窓電車旅 林から残雪の山現るる 残雪の山遠くなる電車旅 日除け上げ残雪の山電車旅 残雪の甲斐駒の下電車行く 4/2 春の…

一日一句 29

2011年3/19 上りつめ寒緋桜の境内や 地震後のストレス解消梅訪ね 小さき子のいなりを襲ふ春の鳶 節電の夕方明るしもう彼岸 3/20 墓参り挨拶し合ふ春彼岸 春らしき花供へたり春彼岸 節電やデパート暗し春彼岸 節電や駅事務所暗し春彼岸 売り切れの電池探して…

一日一句 28 大震災

2011年3/11 大地震あり早春の細き月 早春や蝋燭点す大停電 3/12 まだ続く余震に怯え春寒し 3/13 天災には誰も逆らえず悲しき春 このメンバーにては最後の春の宴 また余震ありて不安な春の夜 3/14 春愁や余震運休停電も 停電に振り回されるホワイトデー 3/15 …

一日一句 27

3/1 濃厚な東洋の夜沈丁花 3/2 春寒や娘の振袖仕舞ひけり ぼんぼりも灯さず明日が雛祭り 日々のこと追はれて雛もかへりみず 傘差して出る沈丁花追ふてくる 桃節句前に深夜の洗濯す 3/3 桃節句娘の顔も見ず暮れぬ 手作りの雛が出迎へ美容院 桃節句白酒代わり…

一日一句 26

2/22 春寒や夕刻の空晴れ渡り 子育てと似てをり三寒四温かな 春浅し新宿二丁目小劇場 2/23 春浅しペンキ塗り立て表示あり 譲り合ふ細き歩道や春寒し 徐行する車行き過ぎ春浅し 2/24 春淡し芝居談義のバーガー店 口いっぱいバーガー頬張る淡き春 東風吹くや恋…

一日一句 25

2011年2/15 春の雪一気に解けて名残なし 防寒服買ふ早春の旅支度 早春の雪解け洗濯三昧や 早春の雪一夜明け靴を干す 2/16 春浅し今日は洗濯干せそうな 2/17 銀座にて十字架を買ふ浅き春 春浅し銀座にて見る絵画展 友の舞台跳ねて酒飲む浅き春 2/18 料理屋も…

一日一句 24

2/8 久々に腰が痛みて春浅し 春浅し蹴伸びしてみる露天風呂 露天風呂なかなか出られず余寒かな 春浅し腰痛に効く湯に浸かる 2/9 成長も気候も三寒四温かな 懐かしのアイドルの芝居春浅し 春浅し社員親睦ボーリング 春浅しボーリング場もAKB 2/10 芝居跳ね元…

一日一句 23

2/1 室内で手袋をする寒さかな 手袋をなくした片手はポケットに 2/2 メールして返信を待つ春隣 高三は自由登校春隣 手袋を落としたと声を掛けられて 溢れる湯心の贅沢寒のスパ 寒の内季節忘れてサウナかな 2/3 南南東黙ってかじる恵方巻 子どもらの豆まきの…

一日一句 21・22

2011年1/16 寒中や家々夕陽に染まりけり 寒の朝フロントガラスも凍ててをり 冬帽子揺れて可愛いき後ろ髪 大雪で新幹線の遅延あり 寒中の稽古終え記念撮影し 1/17 昨日の寒稽古今日の筋肉痛 夜目遠目綿入れ半纏赤かりし 凍て道を帰り癒しの熱きお茶 1/18 恒例…

一日一句20

1/8 お土産が集まり劇団初稽古 思ひ出しから始める初稽古 稽古場の規則も変わり初稽古 1/9 見るも出るも知る顔ばかり初芝居 新春や知る顔ばかりの舞台かな 1/10 親も二十年経て子の成人式 末っ娘の成人式や感無量 親ばかで過ごす娘の成人式 恒例の振る舞い餅…

一日一句19

2011年1/1 年越しのライヴは今年もジャニーズで ジャニーズを見ながら慶賀を交はしけり 元旦や河口湖畔で富士を見る 元日や富士そそり立つ町にをり 初富士のそそり立つ町に来てをりぬ 富士そそり立つ町で初詣 初詣富士山麓の古社 元日やししぶた汁に暖をとる…

一日一句18

12/24 マフラーで温湿布した首隠し 頭痛の日みかん美味くて癒されて クリスマスイブ駅前でキャロル聞く 歌声にキャンドルの揺らめきイブ礼拝 一時間待ちでチキン買ふクリスマス 12/25 暴風雪白い地獄のクリスマス 頭痛して寝て過ごしたりクリスマス しっかり…

一日一句17

12/16 寒き日の飲み会芯から暖まり 久々の友と語らふ忘年会 稽古終えクリスマスツリーが光る道 寒き日も芝居稽古で汗流し 飲み会の帰り防寒完全装備して 12/17 托鉢の僧も歳末助け合ひ 来るメールみな初霜を話題にし クリスマス曲ばかり流れ喫茶店 温かきス…

一日一句16

12/6 茜雲五方に伸びて冬の夕 試着したダウンコートに惚れて買ふ 12/7 年賀状二種の図柄を注文し 今日やっと十二月らしき寒さかな 凍星を見つつ古代檜風呂 冷えて凝る首肩じっくり癒す湯や 12/8 師走五時街に浜辺の歌流れ すれ違ひざまの挨拶師走かな ばった…

一日一句15

12/1 立ち入れぬ茶室にひとひら散り紅葉 散り紅葉ひとひら本に挟み置き 12/2 時雨るや踏切待ちの雨宿り 時雨るや濡れたジャケット広げおく 12/3 嵐過ぎ色とりどりの濡れ落ち葉 風の朝黄葉飛び来るバス車窓 天怒る師走の朝の嵐かな 嵐去り冬晴れの空雲走る 暖…

一日一句14

11/26 落ち葉踏む人々駅へ吸ひ込まれ 賀状売る人も見とれる茜空 みかん食べ旅行気分の横須賀線 幼子の甲高き声冬の駅 始発駅ホット缶コーヒーを飲む 始発駅ひとりアップルパイかじり 茜空幾層にもなり小春かな 副都心人混みネギ持ち歩く人 初冬や意外な結末…

一日一句13

11/21 夕の鐘鳴る刻暗し短日や 挨拶の相手が見えず日短し ケーキ売るケース明々日短し すれ違ふ顔既に見えず日短し 短日や厳かな曲街流れ 街角に手羽餃子屋台日短し 11/22 花嫁のハイヤーも濡れ初時雨 右折車のライトの列や初時雨 傘の人薄闇に消え初時雨 11…

一日一句12

11/16 今朝やっと霜月らしき寒さかな 初冬や落日ビルを染めながら 初冬やビル赤々と日落ち行く 初冬や場所譲り合ふスパの客 初冬やミルキー風呂で玉の肌 初冬や気合ひを入れて露天風呂へ 初冬や薬湯何でもありがたし 一番の寒さサウナでホッとする 11/17 布…

一日一句11

11/08 初冬や箒擦れる音固く 大根を煮る匂ひ朝の元気かな 小春日や今朝は富士も見えぬ海 砂を踏み初冬の浜の散歩かな 小春日や波音優し砂を踏む 波静か小春日の朝砂を踏む 我が跡を波が消し行く小春日や 足跡を波が消し行く小春日や 砂浜の足跡たどる小春日…

11月京都

11/6 逝く秋や坂を下れば五重の塔 やや紅くなる樹を探し京晩秋 11/7 化野や紅葉の下に賽の河原 化野や紅葉の下に石並ぶ 立冬や嵯峨野で手拭い求めけり 嵯峨野行く人力車の列冬立つ日 出汁飯のランチテラスで冬立つ日 振り返る少し紅葉や渡月橋 立冬や保津川…

一日一句10

11/1 街に早クリクマスソング流れ万聖節 舞台終え燃え尽き気味の万聖節 手伝いを終えてしゃぶしゃぶ万聖節 搬入は何度も買い出し万聖節 11/2 小春日や母の個展の初日開く 母の個展小春日和で幕開きぬ 母の個展コートは脱ぎて初日客 受付も初冬うらうら母の個…

一日一句9

10/26 見舞ひにと写真を送り秋深し トランプにこの先を聞く秋深し 来ぬ返事少し期待し秋深し 順番に抱っこされる子秋深し 甘く見ていたこの寒さ秋の夜 1027 煙草避け人なきベンチや天高し まだ紅葉せぬ木の下で読書かな 映画観て原作気になり秋深し 逝く秋や…

一日一句8

10/20 窓を打つ雨音を聞く秋寒し 秋雨や部屋ではCDかけ踊る 秋寒しシャワーもちょっと辛くなり 秋雨の薄暗き部屋カフェすする 10/21 名も知らぬ秋の花雨に散り落つ 秋薔薇のひとつ咲き残り雨の中 秋雨や肩を揺らして歩く人 秋小雨下校の生徒ら傘を閉じ 10/22…