紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

一日一句 31

4/11
新生活の子の買ひ物や花の道

ランドセル並んで歩く新入生

地震あり湯船の湯こぼれ春の午後

花見風呂今年は花なき自粛かな

花びらの降る駅電車遅延あり

余震続く夜桜の下足早に

4/12
引っ越しの荷を待ちながら春うらら

一日中余震に怯え春の日や

4/13
夕暮れの桜黄金に咲き誇り

花影に見え隠れする牧場かな

並走の電車抜き退き花の下

夕陽浴び同じ角度に花光り

友の舞台観てマックして春の夜

4/14
花吹雪舞ふ墓地に来て墓を買ふ

墓を買ふ花吹雪の中下見して

海望み花吹雪の中墓を買ふ

4/15
降り始め雨の匂ひや桜散る

震災後再開夢の国や春

雨宿りする自転車に花の散る

春雨や荷物の傘を出し惜しみ

引っ越しの荷を待つ春の窓うらら

新生活買ふ物たくさん春疲れ

改札を出てひた走る春コート

夜桜の闇に溶けゆく梢かな

4/16
駅降りて髪に花びら舞ひ降りる

風に乗り花宿る髪子が払ふ

笑ひつつ髪の花びら子が払ひ

二人乗りリフトで花の山上る

信仰の山に参りて花見かな

舞ひ落ちる花びらとともに山下る

落ち椿リュックからまた地へこぼる

リフトにてミツバツツジの山上る

4/17
新緑や木々一斉に目覚めたり

新緑の木々に名前つけられず

節電の窓に新緑まぶしくて

節電の窓新緑の眩しさよ

節電の窓の眩しさ新緑や

新緑や梢見るごと太りゆく

萌えだしてより新緑の早さかな