紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

陸奥国分寺跡 芭蕉句碑

 

案内板
「 芭蕉句碑
   (仙台市指定有形文化財 
        昭和五十一年七月一日指定)

『あやめ草足に結ばん草鞋の緒』とある。芭蕉奥の細道の旅の途中、元禄二年(一六八九)五月五日から七日の三日間仙台に滞在したが、その時芭蕉を案内し、翌八日離仙の朝、『紺の染緒つけたる草鞋二足』と餞別の品々を贈り、芭蕉をして『風流のしれ者』と感嘆させた俳人北野加之(画工加右衛門)への感謝の気持ちを詠じた句である。
 この句碑は、天明二年(一七八二)、静岡の俳人山南官鼠が来仙した折に建立したもので、裏面には官鼠自身の句『暮れかねて鴉啼くなり冬木立』と彫られている。

(以下、「望月宋屋句碑」と「大淀三千風供養碑」の説明文 略)     


   平成十二年九月 仙台市教育委員会 」