むちん橋地蔵尊由来記
「 むちん橋地蔵尊由来記
昭和五二年(一九七七)むちん橋の橋脚改修工事の際、脚下から二体の地蔵尊が発掘された。
近隣の人々と工事関係者は、これこそ江戸時代天保三年(一八三二)最初に架橋された『むちん橋』の礎の地蔵尊に違いないと信じ、八坂地蔵尊の御託宣を得て橋畔を永住の地とし、お堂を建立『むちん橋地蔵尊』と名付けてお祀することにした。
以来、河川・交通安全並びに町内の守り本尊として多くの人達の信仰を集めている。
平成十一年八月建之
むちん橋地蔵尊奉賛会 」