紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

高札場跡 佐越 佐藤家住宅

f:id:asiandream0804:20200612111618j:plain
案内板
「 高札場跡

江戸時代は、宿の街道筋の真中を塩名田用水が西から東へ流れていて、高札場が用水をまたいで設けられていた。そこには五枚の高札があり内容的には、宿継の人馬賃金、親子兄弟間の道徳、毒薬偽薬、などが掲げられていた。明治九年(一八七六)三月、公用の伝達掲示にと桂製で総長七尺五寸、内のり六尺二寸の物になった。また道路拡張のために北へ後退し用水路は路肩にふたをされた。高札場は現在公用掲示場に利用されている。 」

f:id:asiandream0804:20200612111652j:plain
f:id:asiandream0804:20200612111725j:plain
案内板
「 佐越(さごし) 佐藤家住宅

佐藤家(半左衛門)は、塩名田宿で最も古式の町屋の様式を伝える。天保二年(一八三一)正月『家別間数改帳』によると、間口七間半。入側(いりかわ)四畳、上段八畳、中間(なかのま)一〇畳、小座敷九畳、茶間一七畳、見世(みせ)九畳、土間二一坪、料理間四畳半をもつ。ほかに板の間などがある。家の裏側には庭があって、土蔵・物置・湯殿各一、雪陰二か所と井戸を配置する。 」