紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

坂本宿 芭蕉句碑(安中市指定文化財)

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案内板
安中市指定重要文化財
 芭蕉句碑

 江戸寛政年間(一七九〇年頃)坂本宿の俳人グループ竹睡庵連(ちくすいあんれん)が、春秋庵加舎白雄(しゅんじゅうきんかやしらお)先生に依頼し選句し書いてもらった句である。
 高さ一、六七m・幅 基幅一、三七m・頂部幅〇、六m・厚さ約〇、二m 石質は刎石(安山石)で刎石茶屋の下手にあったものを明治 明治年間に旧中山道が廃道となったため現在地に移転した。
 書体は『筑羅様』で、句は紀行文『笈の小文』にあり、奈良の吉野山を訪れたときに詠んだものである。当時の宿駅文化の盛況を知る良い資料である。

 ひとつ脱てうしろに負ひぬ衣かへ 

   安中市教育委員会