紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

一日一句 1

2010年
8/31
逝く夏や暮れ逝く海に立ち尽くす 朝子

逝く夏やサザン流れて海暮れる 朝子



9/8
台風も熱低に変わりビルの風



9/9
重陽やミシンしまひて茶をすする   

9/12
日中の疲れ虫の音夢うつつ   


9/13
息子より転居の知らせ秋の蝉

くつろぎの呼吸する朝秋の蝉

深呼吸して歩く道秋の蝉

かけっこは2位で終わりて秋の空


9/14
気になる本すぐに注文秋夜長

秋風になぶられながら橋渡る  朝子


9/15
一夜明け病も治り秋の朝

秋祭り籤で当たりし面かぶる

籤はずれ硬い鉛筆秋祭り

黄の花束抱え母明日八十一    ☆紗
秋薔薇を抱え母明日八十一    ☆紗
母は明日八十一歳虫の庭     ☆紗
秋桜といふ生菓子を母に買ふ   ☆紗
練りきりの名はこぼれ萩三つ買ふ ☆紗

9/16
母が掃く庭に花葛こぼれ散り   ☆紗
散りこぼれ花葛庭に咲くを知り  ☆紗

虫の音や今日も一日ミシン踏み  ☆紗

稽古場を出て秋雨の空に月    ☆紗

9月17日(金)

秋場所や解説懐かしあの力士

道を掃く箒の音や秋の朝

祖父の影追ひつつ句集読む夜長

秋の道紐につながりゆく園児

園児らのかけっこ秋の雲晴れて

公共のパソコンで印刷外は秋


お月見の前に月見バーガー終わってた

秋の街見下ろしているブラインド

妄想もわかず食い気の秋少年

芝居はね感想言い合ひ秋の夜


9/18
鈴虫に棹を埋めよと急かされて

待ち合わせ改札口の秋扇子

秋日差しスターと同じ靴を買ふ

材料の店を梯子す秋日和

街路樹の根にも鈴虫娘待つ

鈴虫を背に行く先もまた鈴虫