紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

一日一句9

10/26
見舞ひにと写真を送り秋深し

トランプにこの先を聞く秋深し

来ぬ返事少し期待し秋深し

順番に抱っこされる子秋深し

甘く見ていたこの寒さ秋の夜

1027
煙草避け人なきベンチや天高し

まだ紅葉せぬ木の下で読書かな

映画観て原作気になり秋深し

逝く秋や大都会にて邂逅す

ばったりと出会ひ都会の暮れの秋

映画観て原作を読む秋深し

ばったりと出会ひ都会の秋逝きぬ

木枯らしを逃れてカフェで人を待つ


1028
秋雨や出掛ける算段進まずに

十月といふに年末の寒さとや

支度する手もかじかみて秋寒し


1029
木枯らしを物ともせずに行く翁

木枯らしの中自転車を漕ぐ翁

木枯らしやホームに吹き込む隙間あり

逝く秋や景色のよい席選ぶ客

逝く秋や車窓くねくね変わり行く

木枯らしを突っ切る鳥を目で追ひて

木枯らしや髪立ち額で突き進む

木枯らしに負けずあの娘も母となり

木枯らしや温もりてから露天湯へ

木枯らしや古代檜の露天風呂

木枯らしや湯の面の湯気の舞ひ踊る

木枯らしや露天風呂から出たくなく

木枯らしや歩行湯の人リズムとり


10/30
台風の接近降り籠められてをり

台風の接近閉まった店多く

台風に降り籠められてミシン踏む

台風の警報気にしてミシン踏む

台風に濡れて久々兄来る

台風や濡れ傘濡れ靴並びをり


10/31
嵐過ぎ街角落ち葉多き朝

ハロウィンダンス打ち上げ魔女となる

魔女帽子かぶって今日はハロウィン