紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

関山満願寺の銅鐘

案内板

「  国認定重要美術品《工芸品)

     銅鐘(どうしょう)

認定年月日 昭和19年7月6日

所在地   白河市関辺関山

大きさ   総高 135cm

                       口径 106cm

満願寺(真言宗) に伝来した銅鐘で、寛文4年(1664)  10月、当時の白河藩主本多忠平(藩主在職=1662~1681) が寄進したものです。

 乳(ち)は5段5列で配され、池(いけ)の間(ま)(鐘のほぼ中央の区画) には4区全てにわたって「奥州白河莊成就山満願寺鐘銘并 序」と題した満願寺の由緒などを記した銘文が刻まれてい ます。末尾には大檀那の忠平のほか、奉行2名や発起願人 6名、勧進僧8名、鋳物師の名があり、制作した鋳物師は 江戸の椎名吉綱とその弟子の椎名正重・太田正信であるこ とが分かります。

        白河市教育委員会    」

 

 

注:銅鐘の部分名称で、たくさん並んだ小さな突起を乳(ち)と言う。