紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

庄司戻しの桜

 

案内板

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  白河市指定史跡

    庄司戻しの桜(霊桜碑)

所在地 白河市郷中野字正司戻五十八
指定年月日  昭和五十五年三月十四日

治承四年(一一八〇)、源頼朝の挙兵を知り奥州平泉から鎌倉に馳せる源義経に対し、 信夫の庄司佐藤基治は自子継信・忠信を従わせ、決別するにあたり「汝等忠義の士たらば この桜の杖が生づくであろう。」と諭して携 えていた一本の桜の杖をこの地に突き立てた。 この後、戦いに臨み兄弟共に勇戦し、義経の 身代わりとなって討死した。

桜はその忠節に感じて活着し繁茂したという。後の天保年間(一八三〇~四四) 野火に よって焼失した後も、新しい芽が次々と出て、 美しい花を咲かせるという。

      白河市教育委員会  」