紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

文挾宿郷倉

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案内板
有形文化財(建造物)
   文挾宿郷倉
   [市指定昭和四十一年(一九六六年)十二月]

 江戸時代の元禄、天明天保等の大飢饉で、日光神領の村々は、餓死者や倒産の家が多発した。このため、村民は協同で郷倉を建て、不作の時に困らないように貯穀をした。
 この文挾宿郷倉は、江戸末期に栗材でしっかりと建てられたもので、当時の稗(ひえ)も発見されている。
 農民共済の実をあげたこの郷倉は、わずかに残っている貴重な建物である。


 平成十一年(一九九九年)三月
     日光市教育委員会   」