2022-02-09 文挾宿郷倉 案内板 「 有形文化財(建造物) 文挾宿郷倉 [市指定昭和四十一年(一九六六年)十二月] 江戸時代の元禄、天明、天保等の大飢饉で、日光神領の村々は、餓死者や倒産の家が多発した。このため、村民は協同で郷倉を建て、不作の時に困らないように貯穀をした。 この文挾宿郷倉は、江戸末期に栗材でしっかりと建てられたもので、当時の稗(ひえ)も発見されている。 農民共済の実をあげたこの郷倉は、わずかに残っている貴重な建物である。 平成十一年(一九九九年)三月 日光市教育委員会 」