紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

奈良井宿 上問屋跡・上問屋資料館

上問屋跡・上問屋史料館
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奈良井宿観光協会ホームページより

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国指定重要文化財
上問屋資料館は古文書・陶器・漆器など400点余りの諸道具を展示しており、国の重要文化財に指定されています。
昔宿駅には幕府の役人や諸大名・その他の旅行者用のために、幕府の定めた一定数の伝馬(てんま・宿駅用の馬)と歩行役(人足)とを定備しておき、旅行者の需に応じていました。これを宿駅制度(宿場・伝馬制度)といいます。
木曽11宿には1宿につき25人の歩行役と25疋の伝馬を用意していたといいます。

この伝馬と歩行役を管理運用していたのが「問屋(といや)」です。問屋の下には数人の年寄役があって、問屋を補佐していました。
奈良井宿の上問屋は慶長年間(1602年)から明治維新までのおよそ270年間継続して問屋を務めました。時には庄屋を兼務することもあったようです。

その永い間に残された古文書や日常生活に使用した諸道具等を展示したのがこの資料館です。
往時を偲ぶよすがとなれば幸いです。

入館料:大人300円/子供200円
(団体割引あり/30名以上 1割引

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