紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

一日一句 59

2013年
7/20
みんみんの声聞きながら稽古かな

稽古終へ帰り道照らす夏の月

7/19
夏の夜の夢幻か華の乱

捕れたての鯵キラキラと並ぶ台

7/18
向日葵のこちらを睨む目のごとく

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期日前投票に行く日傘差し

集まってゴスペル歌ふ夏の朝

高く舞ひ低く踊りて揚羽かな

7/17
ふっくらと鬼灯並びぶら下がり

ずっしりとふっくら鬼灯並びをり

甘くなり真っ赤になりてさくらん

7/16
艶を噛み甘さ広がるさくらん

お神輿に引き寄せられて夏祭り

お囃子に露店のざわめき夏祭り

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和太鼓の響き賑わふ夏祭り

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7/15
夏空やシャキッと広げシーツ干す

蝉の声BGMにシーツ干す

葛桜口に広がるまろやかさ

海の日や墓場にフラの少女たち

トラックのステージで踊る夏祭り

7/14
夏の朝小犬八匹散歩する

舞台衣装持ち雷に立ち往生

帰り来て団扇でくつろぐ子がひとり

大荷物出るに出られぬ雷雨かな

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7/13
一番に蝉鳴き始め朝が来る

稽古場の四階訪ふ揚羽蝶

訪へば槿蕾む昔の家

冷房のカフェにてゆったりジャズを聴く

浴衣着のインプロライヴで笑ふ夜

7/12
一日終へ汗疹クリームスッとする

校庭に朝顔の咲く鉢並ぶ

7/11
自転車の制服揺れる夏の朝

雛壇に李も桃も並ぶ店

暑き日や迷ひて日傘握りしめ

7/10
よく冷えた粒もぎ取りて葡萄食む

ハルパ響くスウェーデンの短い夏

夕涼みがてらゆっくり帰る道

夏祭りお囃子の稽古日々上手く

7/9
故郷の思ひひとつに盆踊り

夏到来洗濯物のよく乾き

締めはこれ!ドラゴンフルーツボートかな

いつ・・・こんなに日に焼けたの私

7/8
ロッカーを借りる公演の夏来る

針と糸持ち来て日傘繕ひぬ

よく冷やし今日のおやつは葛桜

ランチにはジンジャーエールをよく冷やし

7/7
それぞれの願ひが揺れる笹飾り

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梅雨明けや木の手入れする館長さん

梅雨明けやひたすら稽古に励みをり

梅雨明けや館長自ら植木切る

7/6
杉玉とTシャツ揺れる開店前

寺町の大谷石伝ひに蔦伸びる

地下鉄の七夕飾りに願ひ書く

冷房の効いたカフェにて芝居見る

7/5
夏草の繁る置き去りのスクーター

夏草や置き去りにされたスクーター

夏草の繁る放置のスクーター

スクーターの冠となるヤブカラシ

ヤングコーン焼かれて髭も焦げてをり

艶々ときちんと並ぶさくらん

7/4
降って照って七月らしき一日や

梅雨の街雨上がりの露地探検す

傘閉じて踊るベティさん梅雨の街

咲く槿落ちる槿や雨上がり

梅雨曇り掠れた口笛吹く少年

茹でられて蛸売り台に並べられ

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7/3
ちょっと雨感じつつ行く梅雨曇り

また明日Tシャツの子ら去りがたく

夏祭りのお囃子練習トテンテン

梅雨曇り代行指導者ハツラツと

梅雨曇りインストラクター溌剌と

7/2
疲れた喉に滲みるアイスカフェオレ

梅雨晴れ間真夏の予感の海の道

湊町英語飛び交ふ夕涼み

七月の薔薇や簀が風を受け

七月の薔薇や簀の凧となる

夏草や家並み重なり山上る

7/1
柴折戸を開ける紫陽花避けながら

山開き世界遺産の富士雄姿

豆鯵を揚げて今宵の晩酌に

母の使ひ氷あずきも買ってくる

6/30
球体にくり貫かれメロンパフェとなる

梅雨模様荷物を守り急ぎ足

甘いもので落ち着けアイスカフェオレ

6/29
スタミナを回復夏野菜カレー

おさらひ会帰り浴衣のマダムたち

6/28
朝毎に笑顔ほころぶ額あじさい

噴水を見て仕事疲れ癒されて

噴水や仕事の疲れホッとして

6/27
園児らの折り紙短冊竹飾り

瑠璃茉莉の下に瑠璃色帽子の子

ダンス衣装のパナマ帽子で帰る道

6/26
梅雨避けの覆ひの車の双子かな

境内の水溜まり踏む梅雨かな

五月雨や傘を差しても濡れ鼠

五月雨や雨の日セールの並ぶ台

6/25
梅雨晴れ間ミニスカートの金次郎

梅雨晴れ間JCレンジャー横一列

銀行の開くのを待ちて梅雨晴れ間

瓜坊と呼ばれてイサキの子ども達

降る場所と晴れる場所あり梅雨ひと日

6/24
桑の実を食めば懐かし山の味

梅雨模様寝転び自転車風を切る

桑の実を食めば指に残る紅

桑の実を食む二指に残る紅

6/23
梅雨晴れ間初舞台の子ら元気よく

ダンス見た帰りのお茶会梅雨晴れ間

6/22
寺通り刈り込みの脚立並ぶ朝

木苺や桑の実食べつつ歩く山

梅雨空や稽古帰りのギャグ模様

6/21
五月雨や夕の鐘の音もの悲し

五月雨や生け簀で魚動く音

6/20
色白の笑顔振り撒く額の花

五月雨や傘とスマホの二刀流

尾頭をピンと反り上げ鯵刺身