紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

一日一句15

12/1
立ち入れぬ茶室にひとひら散り紅葉

散り紅葉ひとひら本に挟み置き

12/2
時雨るや踏切待ちの雨宿り

時雨るや濡れたジャケット広げおく

12/3
嵐過ぎ色とりどりの濡れ落ち葉

風の朝黄葉飛び来るバス車窓

天怒る師走の朝の嵐かな

嵐去り冬晴れの空雲走る

暖かき嵐一転氷雨降る

12/4
手袋はまだせず手さする朝の道

冬晴れの朝日眩しき道急ぐ

繋がれし仔犬主待つ冬の朝

散り積もる銀杏黄葉の通り行く

部活動一年生は落葉掃き

黄葉背に坂道走り上る人

参道は銀杏絨毯根津神社

黄葉踏む下町散歩のご一行

東大の銀杏並木の黄の絨毯

三四郎池落ち葉に埋もれた階段で

落ち葉踏みつつ三四郎池巡る

団体をすり抜け三四郎池一の紅葉へ

三四郎池に映る逆さ紅葉

赤門へ続く銀杏の黄の絨毯

東大の銀杏黄葉の散り積もる

鈴鳴らし仔犬の散歩散り黄葉

12/5
寒き道歩きて馴染みの居酒屋へ

団体の忘年会の支度して

くわい揚げほろ苦く甘く酒に合ひ

居酒屋で職場仲間に遭う師走