紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

一日一句16

12/6
茜雲五方に伸びて冬の夕

試着したダウンコートに惚れて買ふ

12/7
年賀状二種の図柄を注文し

今日やっと十二月らしき寒さかな

凍星を見つつ古代檜風呂

冷えて凝る首肩じっくり癒す湯や

12/8
師走五時街に浜辺の歌流れ

すれ違ひざまの挨拶師走かな

ばったりと逢ふ師も忙し師走かな

12/9
今朝急な寒さや布団に閉じ籠り

どうせならイケメンと飲む忘年会

12/10
土付きのネギ特売に並びけり

屋根近く師走の夕の細き月

しんみりと寒さ染み込む夕の月

時雨るるや車のライト地に映り

市長戦終盤の騒ぎ師走かな

12/11
右見れば冬晴れ左は深き雲

暗がりを行く犬の散歩や日短し

コンサート近づきクリスマス曲練習し

進む度細くなる道日短し

12/12
白富士の美しき朝風もあり


走る人ライト光らせ日短し


餅つきに人集ひ来て日影茶屋

餅つきのバイト若やぎ老舗茶屋

半纏の下は厚着でお餅つき

クリスマス飾りに燈点す家の前

端切れ屋の店頭クリスマス色に

大根と葱を小脇に老婆行く

荒物屋湯タンポ入れの雪だるま

12/13
冬の雨降り込められて一日を

同じ本繰り返し読み冬の雨

寒き夜馴染みの店の温かさ

寒き夜のじゃこの茶漬けの美味さかな

12/14
氷雨やみ午後は寒さもやわらぎて

クリスマス近づき歌練盛り上がり

商店街ジングルベルを聞きて行く

年賀状印刷あがりて荷の重き

乾物屋トナカイに乗るサンタをり

義士祭や雨のち晴れで暖かし

あの時を思い出すクリスマス曲

12/15
椿咲き見送りてまた出迎へて

防寒は万全ひとりさむがらず

出掛け鼻氷雨に傘を取りに行き

庭先の椿今年は花多く

寒き日や出しそびれたる手紙あり

先ほどは霙混じりと娘言ふ