案内板
「 明治天皇御膳水
江戸時代、明和九年(一七七二年)甲州街道最高地で、富士山頂を見渡すここ富士見ヶ原に、一軒茶屋が開かれて以来、原の茶屋集落が発展し、明治九年には近隣住民により森深く暗渠を通して湧水が整備され、明治十三年の明治天皇行幸には御膳水として献上された。以来、明治天皇御膳水の名水として斎藤茂吉や島木赤彦などアララギ派歌人、犬養毅や竹久夢二など著明人も多数来訪し利用されてきた。今地域の美味しい水として茶水や料理水として広く利用されている。
当明治天皇御膳水改修環境整備保全事業は、令和三年度長野県地域発元気つくり支援金を活用して、地元の金剛建設および御膳水を守り育てる地域会の皆様の協力により施工されました。」