紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

野田尻宿案内板

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案内板
「    野田尻宿

 野田尻宿は、正徳3年(1713)集落起立の形態で宿を構成した。天保14年(1842)には、本陣1、脇本陣1、旅籠は大2、中3、小4計9の小さな宿であった。蔦屋・紺屋・中田屋・酒屋・鶴屋・万屋など現在も昔の屋号が残っている。もちろん職業は違っている。
 お玉ヶ井にまつわる伝説は、その昔、旅篭 『恵比寿屋』で働く美しい女中『お玉』にまつわ る恋物語で、念願の恋が実ったお礼にと、水不足 に悩む野田尻の一角に、澄んだ水をこんこんと 湧き出させたと言う。 何とお玉の正体は『竜』 長峰の池の主『竜神』と結ばれたと言われている。 熊埜山西光寺は、天長元年(824) 真言宗とし て創立した歴史ある寺院である。鎌倉時代に建 長寺第9世管長智覚禅師を勧請開山として、臨 済宗に転宗した由緒ある寺院である。」