二度目の中山道26日目の1
2020年11月11日(水)の1
【朝食ゲットへの道】
夜行バスで早朝名古屋に着き、大垣まで行って米原行きに乗り換え、醒ヶ井駅に到着したのは朝の6:49。
今朝は名古屋着が5:05で、5:37の電車に乗ったため、まだパン屋さんが開いていませんでした。
醒ヶ井駅周辺にコンビニがあるか検索したら、ありそうです。
でも、駅から遠かったり、店がなくなっていることもあるから安心はできません。
調べたら、もし閉店さえしていなければ、中山道の進行方向近くにローソンがあるみたいなので、店がなくなっていないことを祈りつつ、6:59に醒ヶ井駅を出発。
行ってみたら、無事ローソンがあり、朝食用のパンとコーヒーと、昼食用のパンも買いました。
ローソンから中山道へは4分で戻ることが出来ました。
7:35 中山道入り口に戻り、この分岐を斜め右に入ります。
この先、地蔵堂が多くてびっくりしました。
今回、見付けられなかった茶屋道館。2016年に撮った写真です。
7:43 気になる塀と大きな木
【吉田八十郎商店】
7:56 吉田八十郎商店というりっぱなお店があったのですが、シャッターが下りていて何の店が分かりませんでした。
そのお向かいに立派な物の家があり、吉田八十郎商店の母屋かなあ。
7:57 敬永寺
案内板
「 敬永寺
竹林山敬永寺は古く天台宗の寺院でしたが、顕如上人の頃、浄土真宗に改宗しました。
寛文十三年(一六七三)、東本願寺宣如上人より木仏御本尊を、後には一如上人より親鸞聖人御影をそれぞれ下付されています。
平成十六年一月南三吉区 」
8:00 北陸自動車道の高架を潜ります。
【久禮の一里塚跡】
8:02 久禮の一里塚跡。日本橋から117里目の一里塚跡です。
2016年に撮った写真。
案内板
「 久禮の一里塚
江戸へ約百十七里(四五九.五キロメートル)
京三条へ約十九里(七四.六キロメートル)
江戸時代には、三十六町を一里とし、一里毎道の両側に盛土して塚が築かれていました。川柳に、
くたびれた やつが見付ける 一里塚
とありますが、旅人は腰を下ろして一息し憩いの場にしたことでしょう。
久禮の一里塚には右側には『とねり木』、左側には『榎』が植えられていました。
平成七年七月 米原町史談会 」
8:06 垂れ桜
8:08 楓紅葉が綺麗でした。
【番場宿入り口】
米原市公式ウェブサイトより
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番場宿(ばんばしゅく)
番場宿は中山道62番目の宿場町で、中山道の宿場町の中では最も短かったと言われています。しかし、米原湊が開かれると、番場宿と北陸道の米原宿の間に切り通しが設けられ、琵琶湖を利用した舟運の物資が番場宿を経由し中山道に運ばれる物流の拠点として重要視されるようになりました。
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番場宿の宿長は一町十間(約127m)だそうです。
8:12 番場宿 問屋場跡
旧家
8:13 問屋場跡
馬場は、問屋場跡がとっても多くてびっくり。
【脇本陣跡 本陣跡】
8:16 本陣跡
この写真は、2016年に撮った紅殻の家です。
8:17 問屋場跡
8:19 史蹟 蓮華寺
8:20 松風山法雲寺
8:21 直孝神社
8:23 地蔵堂
【鎌刃城跡案内板】
8:26 国指定史蹟 鎌刃城跡案内板
案内板
「 鎌刃城跡案内板
鎌刃城跡は滋賀県米原市番場の標高384mの山頂に位置する典型的な戦国時代の山城です。
ここは戦国時代、江北と江南の境目にあたることから鎌刃城も国境を警備する目的として、応仁の乱の頃には築城されていたようです。
城主堀氏は当初浅井氏の家臣でしたが、元亀元年(1570)織田信長に与したため、信長軍の最前線基地となります。
平成10年より実施された発掘調査で、門柱の礎石を伴う見事な枡形虎口(出入り口)や、御殿の礎石をはじめ中心部の周囲が高さ3mを越える石垣によって築かれていたことが明らかとなりました。
平成15年3月
米原市教育委員会 」
菊の花が綺麗です。
8:29 北野神社
【作務衣のおじさん】
この先で、地元の作務衣の年配の方に声を掛けられ、番場宿のガイド地図をいただきました。
「あれが伊吹山。この間、初冠雪があって、まだちょっと残ってます。番場宿はここまでで、この先高速道と平行の道に出て、しばらく行くと摺鉢峠。その先の望湖堂跡で、今日は琵琶湖が見えるかどうか。そこを下れば鳥居本宿」
と教えてくれました。
8:33 青龍山稱揚寺
8:37 番場資料館。
閉まっていてトイレは借りられませんでした。後で知ったのですが、そもそも土日しか開いていないそうです 。
さらピン Kyoto より
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月曜びわいち!今日は、番場資料館さん
8月3日
今日の「びわいち」は、米原にあります番場資料館についてお話を伺いました。
明治から大正期に活躍した地元の彫刻家・ 泉亮之(いずみすけゆき)の作品を紹介する
「番場資料館」が生家にオープンしました。
生家は、空き家でしたが、地元の有志が寄付を募り、改修、再生できたそうです。
近くにある国史跡の鎌刃城跡(日本百名城)の情報も発信し、
街道散策の方の休憩場としてもご利用いただけます。
泉亮之の作品は、繊細なドクロやヒキガエルなどを造形し、見る人を驚かせました。
1891年には、ロシア皇太子が作品を購入された逸話も残ります。
「番場資料館」は、入場無料。
開館日は、土曜・日曜日
開館時間は、午前10時から午後4時まで。
アクセスは、JR米原駅から4km。JR醒井駅から3km。
旧中山道沿いにありますのでウォーキングで来られる方が多いそう。
お問い合わせは、泉会長 090-5047-0153までお願いします。
お話しは、番場資料館事務局 事務局長 酒井昭さんに伺いました。
ありがとうございました。
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8:36 楓樹山本授寺
伊吹山を振り返ります。
二度目の中山道26日目の2(小摺鉢峠から鳥居本宿への道)に続く
https://asiandream0804.hatenablog.com/entry/2021/02/23/090227
二度目の中山道六十九次歩き目次の目次
https://asiandream0804.hatenablog.com/entry/2021/03/21/084003