紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

上野原市指定史跡 矢坪坂の古戦場跡

f:id:asiandream0804:20220407053704j:plain

案内板 
「  上野原市指定史跡
      矢坪坂の古戦場跡

指 定 昭和52年12月22日
所在地 上野原市大野矢坪一帯

 大目地区矢坪と新田の間の坂を矢坪坂 と言い、昔は、山腹と崖との間を道が入り組む要害の地でした。
 享禄3年(1530)4月23日、甲斐国の郡内領主であった小山田信有 の軍勢が、相模国北条氏綱 を矢坪坂で迎え撃ち、激戦を展開しました。戦いの末、小山田勢は敗れ、多数の死者が出たと伝えられています。
 現在、戦いをしのぶ跡はありませんが、付近では時々、矢じりが掘り出されることがあったといいます。
 一説によると、矢坪の武甕槌神社(軍勢神社)や神殿の丹勢神社 は、この戦いの際に祀られたといわれています。

   平成29年3月 上野原市教育委員会  」