紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

扇塚(石清水神社)

扇塚
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案内板
能楽喜多流(北流)は、江戸時代井伊藩の手厚い保護を受け、この地で発展した。9代目家元、健志斎古能(号湖遊)は隠居したのち数年間彦根にいて、多くの門人の育成と能楽の発展に力を尽くした。
いよいよ彦根を去り江戸に帰るとき、門人たちの所望に応じて記念に「面と扇」をあたえた。
その面影を残すために、門人たちはこの地に塚を建てたのである。もともと一対だったとおもわれるが面塚の行方はわからない。

右側面 享和元年(1801年)酉夏 喜多古能
左側面 豊かなる時にあふぎのしるしとてここにもきたの名を残しおく

(大堀町史跡顕彰委員会) 」