2021-04-19 西行硯水 西行硯水 案内板 「 西行硯水 (さいぎょうすずりみず) 文治二年(1186)西行は二度目の奥州の旅に伊勢を出発した。鎌倉で源頼朝に会い、平泉で三年滞在した後、木曽路を経てこの地を訪れ、三年間暮らしたといわれる。歌人である西行は、大久の歌を詠み、こんこんとわき出るこの泉の水を汲んで、墨をすったと伝えられている。 渓花坊(本巣郡)の句は、天保十四年(1843)馬籠新茶屋の芭蕉句碑建立句会に来訪したときに、ここで詠み、地元の弟子に与えたものである。『西行ゆかりの水』岐阜県の名水 昭和61年始12月認定 」