紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

茂田井宿 叶屋(武重本家酒造)(国指定有形文化財)

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武重本家酒造株式会社ホームページより

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長野県の佐久地方、中仙道望月宿と芦田宿のちょうど中間点
旧中仙道沿いの昔ながらの街並
なんとなく時間がゆっくりと流れるようなたたずまいの中
お酒をゆっくり、ゆっくりと醸しております

「武重家住宅及び武重本家酒造」の建造物30棟は
国の登録有形文化財です
当社のお酒は文化財の中で造られています

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代表的な銘柄は、「御園竹」「牧水」です。


JAPAN GEOGRAPHICより

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叶屋(武重本家酒造)(国指定有形文化財

創業は明治元年。伝統的酒造の「木元造り」によって製造されているのが特徴だそうです。

江戸時代後期の住宅と酒造施設30棟が、歴史的景観を伝える貴重な建物として国の登録有形文化財に指定されています。屋内に入ると酒造りの道具や農機具、若山牧水が愛用した徳利なども飾られています。天井には駕籠が吊されていて,時代に重みを感じます。長野県には80余りもの酒蔵があるそうです。酒ラベルの一覧が張り出されてあり見事です。家の周りを一周すると水路で囲まれていました。屋根瓦には「武重」の文字。

水路の流れの脇に「若山牧水」歌碑。酒豪で有名な牧水は大正時代にこの地に逗留してお酒を愛飲しながら多くの歌を詠んだそうです。

ちなみに三首あります。

「よき酒とひとのいふなる御園竹われもけふ飲みつよしと思へり」

「しらたまの歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり」

「ひとの世にたのしみ多し然れども酒なしにしてなにの楽しみ」

本当にお酒がお好きだったようですね。一首目のなかに「御園竹」と詠み込まれているのは武重本家酒造の代表銘柄です。

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