紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

一日一句 21・22

2011年
1/16
寒中や家々夕陽に染まりけり

寒の朝フロントガラスも凍ててをり

冬帽子揺れて可愛いき後ろ髪

大雪で新幹線の遅延あり

寒中の稽古終え記念撮影し

1/17
昨日の寒稽古今日の筋肉痛

夜目遠目綿入れ半纏赤かりし

凍て道を帰り癒しの熱きお茶

1/18
恒例の芝居御慶で顔合はせ

今年また一、二、三月芝居浸け

1/19
裁縫の日々タイトルは冬のミシン

投句する五月号に載る正月句

菜の花をまず肴にて今宵飲む

素晴らしき冬晴れ夕日は赤くなく

もったいない冬晴れ日がなミシン踏む

芋焼酎お湯割りばかりの寒の内

1/20
布団から出られない朝大寒

あれば食ひなければないなり寒の内

稽古場への階段急なり大寒

1/21
日向ぼこしながら今日も針仕事

洗濯の取り入れ防寒しっかりと

母が我にくれたはずのショール母が巻く

室内でも手袋ほしき針仕事

1/22
針仕事終え空眩しい寒の朝

半島を抜け空広き寒の朝

乗り継いでオリオンの見える街に来て

1/23
冬枯れの木々青空を突いて立つ

1/24
冬帽子ベンチに並ぶ双子かな

寒稽古まずしっかりと筋伸ばし

稽古場の熱気から寒の街へ出る

1/25
一月や来年度準備始まりて

それぞれの神を信じて寒の街

冬晴れや末っ娘二十歳の誕生日

湯煙の彼方の幻寒の風呂

寒中や手足伸ばして露天風呂

寒中や首凝りほぐす露天風呂

迫り来る湯に逆らひて寒の風呂

ゆっくりと凝りほぐす寒の露天風呂

1/26
寒椿ひっそり咲いて日々過ぎて

薄雲のベール纏ひて寒日輪

寒暁や手水に起きてまた潜る

寒の寝坊喉の痛みの引いてをり

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1/27
寒の内大安といひて雛届く

凍て星を見つつ母子の帰り道

レッスンを終えてそれぞれ寒の道

1/28
稽古終え耳痛き寒さ夜の街

二十二時稽古帰りの凍てし道

1/29
冬の夜たっぷりゆったり湯に浸かる

1/30
厳寒や稽古重ねて今日本番

お肌まで冬の乾燥今日舞

暖房を切りアップする今日本番

静電気防止を衣装に今日本番

1/31
舞台終え睦月晦日の朝寝かな

厳寒も布団で過ごす舞台明け

厳寒や舞台終え次の稽古かな