紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

飛田給石造瑠璃光訳詞如来立像

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案内板
「   市指定有形民俗文化財(民俗)

   飛田給石造瑠璃光薬師如来立像

所在地 飛田給一丁目二十五番地 薬師堂
指 定 昭和四十九年七月十二日

この製造が「飛田の原の石薬師」と言われ、庶民信仰の対象となっているものです。 江戸時代初期、貞享年間(一六八四~八七)に、元仙台藩士の松前意仙により造立されました。

松前意仙は、諸国を巡り歩いたのち、ここ飛田給を生涯の地と定めて庵を結びました。 医業のかたわら、信仰する薬師如来の功徳をもって、人々を悟りの境地に導こうと、自らこの像を刻んで安置したと伝えられています。

像身は一四〇㎝の立像で、左手に薬壺をのせ、右手は施無畏印を結び、慈悲に満ちた表情をしています。 背面には「施主為松前意仙行重二世安楽 貞享三丙寅四月十六日」の刻銘があります。

はじめは野外に置かれていましたが、弘化四年(一八四七)に仏堂が建てられ、堂内に安置されるようになりました。

平成二十四年十一月三十日

調布市教育委員会    」