案内板
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「 この地はかつて府中の大店、田中三四郎家があった所で、この田中家が明治天皇行在所になっていました。行在所とは、天皇行幸の際の仮のすまいの意味であり、土地の有力家が休憩所や宿泊所に宛てられていました。
明治天皇の行幸については 「明治天皇紀」に詳しいが、 明治13年 (1880年) 〜同17 年(1884年)にかけて、この府中行在所に都合6回の記載があります。
府中市では、昭和58年12月にこの行在所(御座所)を解体、移築し、平成元年3月、 府中市郷土の森 (府中市南町6丁目)に、往時の表門や玄関式台付き母屋など、武家 様式をそなえた風格のある建物として復元しました。
明治13年6月 山梨、三重、京都巡幸(休憩)
明治14年2月 八王子付近に狩猟(休憩)
明治14年2月 連光寺で兎狩り(1泊)
明治14年6月 多摩川にて鮎漁 (1泊)
明治15年2月 連光寺で兎狩り(3泊)
明治17年3月 連光寺で兎狩り(3泊) 」