紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

長連寺薬師堂

長連寺薬師堂

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案内板
「 長連寺薬師堂

この薬師堂のある付近は字名長連寺といいますが、昔、ここには長連寺と云う大きな寺が建っていたそうです。これを建立したのは織田信長に仕え、天正十年(一五八二)岩村城主となった森蘭丸であると云われていますが、建立してから五・六年後、兵火のため焼失したと伝えられています。
医学の発達していなかった時代には火災の不安と同様、病気に対する人々の不安は常に生活の中にありました。そうしたことから神仏を頼り信仰することによって、そこから救ってもらおうと、ここに薬師堂を建立したものと思われます。
薬師は薬師瑠璃光如来といい、人間世界の救世主であって浄瑠璃光で衆生の病苦を救う如来です。堂内の厨子薬師如来木像と他に仏像三体、弘法大師一体その他、閻魔大王とその類と思われる木像十数体がありますが、大東亜戦争後何者かによって銅製仏像を始め保存の文献等殆どが盗まれてしまい造立の頃のことは不明であります。

坂本地区文化遺産保存会 」