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熟すまでお待ち下さい。……「つとっこ」
今日も穏やかな秋晴れの妻籠宿となりました。スッキリ晴れた青空がとても気持ちのいい朝です。しかし土曜日からお天気も下り坂になるようです・・・近頃、何故か週末にかけてお天気が崩れるパターンが多いですね。お天気の回復を願います。
秋の味覚に欠かせない柿。この辺りではそのほとんどが渋柿です。その渋柿を食べる為には干し柿にしたり、熟すまで吊るし甘くなるのを待って食べる方法があります。そして、寺下の町並みでは 店先や二階の軒先に「つとっこ」と呼ばれる吊るし柿が見られるようになりましたよ。ワラに包まれた大きな渋柿・・・甘く熟すとトロトロで美味しいんですよ。
お客様の中には熟し柿を知らない方も多いです。「何故皮をむかないの?」「ワラに包まれているのは何ですか?」とお問い合わせをいただく事も多いです。渋柿は甘柿と同じように美味しそうな色になっていても、それは食べられたものではありません。熟すまで待つので時間がかかりますが、その分甘さが倍増し、お好きな方にはたまらない一品ですね。
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