紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

照手姫ものがたり(美女谷)

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案内板
「照手姫ものがたり 美女谷伝説(相模湖町底沢)

 浄瑠璃や歌舞伎で知られている、『小栗判官と照手姫』の物語。
 照手姫は、小仏峠の麓、美女谷の生まれと伝えられ、その美貌が地名の由来になったとも言われています。
 北面の武士だったという父と、やさしい母から生まれた照手姫は、美しい娘に成長し、美女谷川上流の七ツ淵で豊かな黒髪を梳くその姿は、まばゆいばかりの美しさを放ち、里の若者を魅了したと伝えられます。
 しかし、不幸にも両親が相次いでこの世を去り、いつしか照手姫の姿は美女谷から消えてしまいました。
 その後、数奇な運命をたどった照手姫は、早州藤沢宿小栗判官道重と運命的な出会いをしますが、道重は毒殺されてしまいます。姫の必死な思いが通じたのか、道重は遊行上人という名僧のお陰で蘇生し、常陸の国の小栗城に帰り、照手姫を迎え、末永く幸せに暮らしたと言います。
         まちづくりボランデイア
            夢工房     」