紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

乱れ坂 乱れ橋

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案内板
「 乱れ坂 と乱れ橋

 大井宿から大湫宿までの三里半(約14km)には、西行坂 や権現坂 など数多くの坂道があり、全体をまとめて十三峠という。乱れ坂も十三峠の一つで、坂が大変急で、大名行列が乱れ、旅人の息が乱れ、女の人の裾も乱れるほどであったために「乱れ坂」と呼ばれるようになったという。このほかに「みたらし坂 」とか「祝い上げ坂 」ともいう。
 坂のふもとの川を昔は乱れ川といい、石も流れるほどの急流であったという。ここに飛脚たちが出資して宝暦年間に長さ7.2m、幅2.2mの土橋を架けた。この橋は「乱れ橋」あるいは「祝橋 」といい、荷物を積んだ馬(荷駄)1頭につき2文ずつ銭を徴収する有料橋のときもあったという。
平成15年3月
恵那市教育委員会