高崎新聞web newsより
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山田文庫と隣接する赤レンガ倉庫は、美峰酒類株式会社の倉庫。外観はレンガ造りに見えるが、実際は柱・梁の構造で、外にレンガ壁を巡らせたもの。上部が段々に迫り出し、屋根を支える軒蛇腹を巡らせるレンガ造りの意匠が施されている。
明治26年に、蝋山政右衛門、政次郎父子が新潟から移り「蝋山酒造」として酒造りを開始。しかし、第二次世界大戦中の食糧難で、サツマイモからアルコールを取るようになり、現在の美峰酒類㈱に移管された。高崎が生んだ議会政治家であり政治学者の蝋山政道は、この政次郎の長男。そして、次男は勝次郎で、明治・大正・昭和と高崎の産業界で中心的な役割を担った山田昌吉の娘とくとの結婚によって山田姓を名乗る。自身は優秀な農業経済学者であった。義父の急逝によって高崎倉庫㈱社長に就任。弟で三男の長四郎は、松井田の小山家の養子になり、旧美峰酒類㈱の社長を務めた。
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