2度目の東海道7日目の5
4月5日(金)の5
【薩た峠への道】
一里塚跡を過ぎると、一目瞭然、胸付き八丁が始まります。
いよいよ難所、 薩た峠への道。
膝が痛いので、下りのことを考えて杖をお借りしました。
杖は快適でした。
似たようなペースでひたひた付いてくる人がいたので、負けじと歩いたおかげでかなりのペースで上れました。
途中、写真を撮っていたら抜かされましたが、頑張るのも潮時だったのでよかった。
抜かしていった人は、大きなカメラや三脚をぶら下げていました。
10年前に来た時にも気になった、たぶんみかんを運ぶためのモノレール、モノラック、健在でした。
10年前のブログより
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【 薩た峠へのみかん畑】
ミカン畑の中を上がっていくのですが、急な坂に一本足のレールが伸びていて、ミカンを運ぶためのモノレール(モノラック)があちこちにあり、私は興味津々で沢山写真を撮りました。
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【薩た峠】
13:55 薩埵峠 (さったとうげ)
風が強いので、海も富士山もきれいに見えます。
【次々現れる薩た峠】
「薩埵峠」と書いたモニュメントや石標などが次々現れ、いったい 薩埵峠は幾つあるんだろう、と笑ってしまいます。
10年前に数えた時は7基かな、と思ったのですが、今回数えたら9基あった。
ほとんどの観光客が引き返してしまう、もっと奥に、展望台があり、さっき私を追い越していったカメラの人が三脚を立てていました。
夕暮れの富士山でも撮るのかな。
そこを過ぎると、前回はかなりの山道で、通る人もほとんどいなくなって怖かったのですが、今回は道がかなり整備されていました。
さらに、杖を借りてきたのは、下り坂では大正解でした。
【杖を返す】
14:26 降りたところ(墓地)で杖を返しました。
杖入れに「ゴミを入れるな」と書いてあったけれど、捨ててありました。
しかたないね。私が杖を返すまでは杖は一本もなく、どう見てもゴミ箱だったもの。
降りたところの道は、水仙などの花が咲き、気持ちのいい道です。
14:56 牛頭観世音菩薩
【川越遺跡と浦安橋】
14:57 川越遺跡
案内板
「 ここは東海道興津川『川越し』の跡です。旅人は両岸にあった川会所で『越し札』を買い、
蓮台または人足の肩ぐるまで川を越した。越し札はその日の水深によって上表のごとく値が違い、
蓮台越しの場合は札四枚を要した。深さが四尺五寸を越すと、いわゆる『川止め』となった。
但し冬期(11月下旬~3月5日まで)は仮橋が架かり無賃で渡れた。川越人足は興津側で36人が
常備されて居り、大通行があると250人以上が動員された。」
15:00 浦安橋(興津川)
写真の浦安橋はきれいに整備されていました。
10年前に来たときはボロボロでした。
10年前のブログ
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電話で予約を入れて、今夜は静岡のビジネスホテルに泊まることにしました。
ボロボロで改修工事中の興津川橋を渡り、興津の町へ。
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2度目の東海道7日目の6(興津宿〜江尻宿)に続く
https://asiandream0804.hatenablog.com/entry/2019/11/14/131727