紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

寝物語の由来

寝物語の由来

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案内板
「 寝物語の由来

近江と美濃の国境は、この碑の東十メートル余にある細い溝でした。 この溝を挟んで両国の番所や旅篭があり、壁越しに『寝ながら他国の人と話し合えた』ので寝物語の名が生まれたと言われています。 また、平治の乱(一一五九)後、源義朝を追って来た常盤御前が『夜ふけに隣り宿の話声から家来の江田行義と気付き奇遇を喜んだ』所とも、『源義経を追って来た静御前が江田源蔵と巡り会った』所とも伝えられています。 寝物語は中山道の古跡として名高く、古歌等にもこの名が出ていますし、広重の浮世絵にもここが描かれています。

ひとり行く 旅ならなくに 秋の夜の 
寝物語も しのぶばかりに 太田道潅

  平成四年一月 滋賀県米原市