紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

石碑 おくのほそ道

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石碑「おくのほそ道」
「 おくのほそ道
月日は百代の過客にして行かふ年も又旅人也  
舟の上に生涯をうかべ馬の口とらへて老をむかふるものは 
日々旅にして旅を栖とす 
古人も多く旅に死せるあり 予もいづれの年よりか 
片雲の風にさそはれて 漂泊の思ひやます(略)

 行春や鳥啼魚の目は泪

ことし元禄二とせにや 
奥羽長途の行脚只かりそめに思ひたちて(略)
若生て帰らばと定なき頼の末をかけ、
其日漸 早加と云宿にたどり着きにけり(略)
露通も此みなとまで出むかひて みのゝ国へと伴ふ 
駒にたすけられて大垣の庄に入ば 曾良も伊勢より来り合 
越人も馬をとばせて 如行が家に入集る(略)
其外したしき人々 日夜とぶらひて 
蘇生のものにあふがごとく 且悦び 且いたはる  
旅の物うさもいまだやまざるに 
長月六日になれば 伊勢の遷宮おがまんと 
又舟にのりて

 蛤のふたみに わかれ行秋ぞ  芭蕉