紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

2023-07-12から1日間の記事一覧

黒羽 常念寺 案内板

常念寺山門手前左側の案内板 「松尾芭蕉は元禄二年四月十六日(陽暦六月三日一六八九年)に余瀬をたって殺生石に向った。曽良の『旅日記』には、「十六日天気能。翁、館ヨリ余瀬ヘ被立越。則、同道ニテ余瀬ヲ立。及 昼、図書・弾蔵ヨリ馬人ニテ被送ル。馬ハ…

鹿子畑翠桃邸跡の歌仙

「奈須余瀬 翠桃を尋ねて」 発句 秣おふ人を枝折の夏野哉 芭蕉 脇句 青き覆盆子(を)こぼす椎の葉 翠桃 第三 村雨に市のかりやを吹とりて 曾良 四 町中を行川音の月 はせを 五 箸鷹を手に居ながら夕涼 翠挑 六 秋草ゑがく帷子はたそ ソラ 七 ものいへば扇子…

松尾芭蕉と余瀬地区

案内板「 松尾芭蕉と余瀬地区 元禄二年(1689)に江戸を発った俳聖松尾芭蕉は、弟子の曽良とともに『おくのほそ道』の旅の途中、黒羽の地を訪れた。ここ旅程最も長い14日間滞在し、知人や多くの史跡を訪ね、次に向かう「みちのく」の地への準備期間として過…