紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

一日一句7

10/16
長鳴きの鈴虫朝まで鳴くのかや

線路にも庭にも山にも虫すだく

この金木犀ひと足早く花修め

稽古終えはや薄暗し秋の夕

秋の夕大工仕事の木の匂ひ

駅に着く度扉から虫の声

さんま焼く匂いの露地を通り抜け

鈴虫に励まされ行く暗い道

木材の薫りのベンチ秋の夜

補修した木のベンチにをり秋の夜

居合わせて結婚の乾杯秋の夜

洋梨のシャーベット甘し酒場にて

店の客みんなで乾杯秋の結婚


10/17
出番待つ野外ステージ秋暑し

イベントを終えて茜の秋の雲

秋祭り神輿音頭の扇子舞ふ

秋祭り久々の顔に挨拶し

一体感持ちて踊れり秋祭り

焼きそばやカレーの匂ひ秋祭り

子どもらを遊ばす係秋祭り

フリマあり冒険国あり秋祭り

神輿渡御売り子も顔上げ秋祭り

模擬店の合間を練り行く秋神輿

秋祭り終わりたこ焼き置き去りに

イベントを終えて空腹秋の空

祭り終え疲れた耳に鈴虫や

鈴虫や半月雲に隠れゆく

券売機待つ金木犀に包まれて

発車待つホームに薫る金木犀

疲れ纏ひもう一度出掛ける秋の夜

祭り疲れ約束後悔秋の夜


10/18
リハーサル終えて秋風気持ちよし


10/19
今朝一枚服を羽織りて秋深し

休日をゆったり過ごせて秋深し

遠き日の想ひに浸り秋深し

忘れていた物を見つけて秋深し

秋深しバスに乗る人見送りて

改札で別れる秋の登山客

秋深し手話で別れを惜しむ人

上品に甘く金時芋アイス